BFRトレーニングとは?効果と安全性を解説!
BFRトレーニングとは?
BFR(Blood Flow Restriction:血流制限)トレーニングは、血流を部分的に制限することで、軽い負荷でも高負荷トレーニングに近い効果を得られる方法です。
専用のバンドやカフを腕や脚の付け根に巻き、筋肉への血流を制限することで、筋肉内に乳酸が蓄積しやすくなり、筋肥大や筋力向上を促します。
その運動効果の守備範囲は広く、日常の健康維持、ダイエット、事故や病気の後のリハビリ、トップアスリートまでと、あらゆるニーズに応える有効なトレーニング方法です。
BFRトレーニングの効果
BFRトレーニングは、以下のような効果が期待されます。
筋肥大と筋力向上
低負荷(最大挙上重量の20~30%)で行うため、関節や腱にかかる負担を軽減しつつ、筋肉の成長を促します。
リハビリに適している
怪我や手術後のリハビリに活用されることが多く、負荷を抑えながら筋力を維持・向上させることができます。
持久力の向上
筋肉内の酸素供給が制限されるため、持久力や心肺機能の改善にも役立つとされています。
筋肥大
ホルモンが直接筋肥大につながると思われがちですが、筋肥大に必要なものは、直接的にはホルモンではありません。必要なものは、体内のシグナル伝達を担うmTORと、筋肉の成長を妨げるミオスタチンのコントロールです。
そのために必要なのは、筋肉に与える、物理的ストレスと化学的ストレスです。
特に化学的ストレスは、最適化されたBFRトレーニングを行うことによりコントロールすることができるのですが、ある一定の血流制限値を超えたり、トレーニングメニューにより効果は無くなってしまうことが研究でわかっています。
また、BFRトレーニングでは、速筋、遅筋、中間筋を同時に鍛えることができるので、今までとは、異なる感覚をトレーニング後に体感できるでしょう。
全てのトレーニーとアスリートに最適なトレーニングをBFRトレーナー資格取得者がご提案いたします。腕の引き締めにも有効的です!
美容・ダイエット・アンチエイジング
BFRトレーニングを行うと、トレーニング後、成長ホルモンの分泌が多くなることは知られています。
成長ホルモンは血行を促進し、ダイエット、アンチエイジング、肩こり、冷え性、お肌に効果があります。
BFRトレーニングによって、この成長ホルモンの分泌を最大限にするためには、筋肉を大きくするトレーニングとは全く異なるトレーニングメニューと、最適な圧での血流制限を行わなくてはなりません。
血流制限の強度を高く設定しトレーニングすると、ホルモンの分泌は期待できないどころか、血管の弱い方ですと、あざができたり、内出血を起こす可能性もあります。
数日でこれらのあざは自然と消えてなくなりますが、このようなことが無いように、BFRトレーナー資格取得者にパーソナルトレーニングを依頼することが大切です。
美脚、ヒップアップ効果も期待できます!
BFRトレーニングのやり方
- 専用バンドを使用
や脚の付け根に専用のバンドやカフを巻き、適切な圧力で血流を制限します(一般的に動脈血は流し、静脈血を制限)。 - 低負荷のトレーニングを実施
通常のトレーニングの20~30%程度の負荷で、10~15回を1セットとして3~4セット行います。 - 適切な休息
セット間には30秒から1分程度の短い休息を取り、乳酸の蓄積を意識します。
注意点と安全性
BFRトレーニングを行う際には、以下の点に注意してください。
- 適切な圧力設定
圧力が強すぎると血流が完全に遮断され、怪我や健康被害のリスクが高まります。 - トレーニング時間の管理
長時間行うと血行不良のリスクがあるため、1部位あたり15~20分以内に留めます。 - 医師や専門家の指導
特に持病がある方や初心者は、専門家の指導のもとで行うことをおすすめします。
BFRトレーニングは、効率的かつ安全に筋力を向上させる方法として注目されています。
正しい方法と注意点を守りながら、無理なく継続することで、その効果を実感できるでしょう。
興味のある方は、ぜひ一度試してみてください!
万事整骨院では、通常のトレーニング指導から、BFRトレーニングまで積極的にサポートいたします。
ご興味がある方はぜひ一度ご相談くださいませ。